タクシーに乗務していると、乗車されたお客様から「タクシードライバーってどのぐらい稼げるの?」と聞かれることがあります。
ドライバーによって目指している目標が違うので、あくまで大雑把な数字になりますが、神奈川県のタクシードライバーの1出番(隔日勤務:1出番で21時間勤務)の平均が4万円を少し越えるぐらい…と言われています。
この数字…年金受給者ドライバーもいれば、新人ドライバーもいるので上下バラバラですが、普通に勤務しているドライバーだと42000~44000円ぐらいは稼いでいるかもしれませんね。また、平日と週末でも売上が違いますし、月によってもバラバラです。会社によっても賃金体系が異なるので、同じ英収でも支払額が違ったり…と、全体像はよくわからないです。
話はちょっと横道に入りますが、今…横浜駅から東京方面に電車で移動すると、進行方向左側に「月収60万円を目指しませんか?」というタクシー会社の広告が出ています。今どきの人が高収入を謳う広告に飛びつく人がいるとは思えませんが(苦笑)実際に「月収60万円は可能か?」を確認してみます。
現在のタクシー業では月間13乗務が限度となっています。
(13出番+13明番+公休)
給与体系の説明は面倒なので割愛しますが、昔なら歩合50%と言われていました。横浜市内では初乗りが2kmまで730円。100回営業しても届きません。
1回の営業の平均を1000円に設定しても77回/出番。
21時間のうち、休憩3時間が義務付けされているので、稼働時間は実質18時間。
…とすると、1時間あたり4.5回ほどの営業が要求されます。
大手企業と契約を結んでいて、予約配車などでロングの営業が出来たとしても、さすがに77000円を作るのは相当厳しいですね。
私自身…この2年半で約400乗務していますが、75000円以上の売上を作れたのは、わずかに5回。
毎月月収60万を作るのは相当厳しそうですね。
ただ、大手のタクシー会社はチケット客やロングもあるでしょうから、絶対に無理…ではないのでしょうけど、個人で大口のお客様を持っていたり、会社から予約配車をもらわない限り難しいことは間違いありません。
ただ、60万は無理にしても、やり方次第で月収30万ぐらいの収入は作れます。『近くで申し訳ないのですが』というフレーズを使われる事があります。
これは昭和から平成にかけてのバブル期に「近いところのお客様は乗せないよ」…という悪質なドライバーにお客様が万札をちらつかせながら、『近くで申し訳ないのだけど、これでお釣りは要らないから乗せて下さい』という慣行の名残でフレーズだけが残ったものと思われます。
このフレーズ、使われる場所によって全く気にならないケースと、無性に腹立たしく感じるケース…両方が考えられます。
その上で…
・流し営業でのお客様
これは全く気になりません。・駅待ちなどで長時間ほど待たされた時のお客様なるべく行き先だけを告げる方が無難でしょう。
・深夜帯や終電間際
ドライバー心理としては…遠いところまでのお客様を狙っているはずなので、真っ先にこのフレーズを言われたら…こめかみ辺りがピクピクしているはずです(笑)特に年配のベテランや個人ドライバーは逆ギレされてトラブルになるので要注意です。
とはいえ、行き先を告げて態度が変わるドライバーは接遇不良なので、タクシーセンターにクレーム付ければ一発でアウトです。…が、ドライバーも生活かかってお仕事しているので、あまりドライバーを刺激する一言はやめてもらえると、ドライバーとしては助かります。
ドライバーによって目指している目標が違うので、あくまで大雑把な数字になりますが、神奈川県のタクシードライバーの1出番(隔日勤務:1出番で21時間勤務)の平均が4万円を少し越えるぐらい…と言われています。
この数字…年金受給者ドライバーもいれば、新人ドライバーもいるので上下バラバラですが、普通に勤務しているドライバーだと42000~44000円ぐらいは稼いでいるかもしれませんね。また、平日と週末でも売上が違いますし、月によってもバラバラです。会社によっても賃金体系が異なるので、同じ英収でも支払額が違ったり…と、全体像はよくわからないです。
話はちょっと横道に入りますが、今…横浜駅から東京方面に電車で移動すると、進行方向左側に「月収60万円を目指しませんか?」というタクシー会社の広告が出ています。今どきの人が高収入を謳う広告に飛びつく人がいるとは思えませんが(苦笑)実際に「月収60万円は可能か?」を確認してみます。
現在のタクシー業では月間13乗務が限度となっています。
(13出番+13明番+公休)
給与体系の説明は面倒なので割愛しますが、昔なら歩合50%と言われていました。横浜市内では初乗りが2kmまで730円。100回営業しても届きません。
1回の営業の平均を1000円に設定しても77回/出番。
21時間のうち、休憩3時間が義務付けされているので、稼働時間は実質18時間。
…とすると、1時間あたり4.5回ほどの営業が要求されます。
大手企業と契約を結んでいて、予約配車などでロングの営業が出来たとしても、さすがに77000円を作るのは相当厳しいですね。
私自身…この2年半で約400乗務していますが、75000円以上の売上を作れたのは、わずかに5回。
毎月月収60万を作るのは相当厳しそうですね。
ただ、大手のタクシー会社はチケット客やロングもあるでしょうから、絶対に無理…ではないのでしょうけど、個人で大口のお客様を持っていたり、会社から予約配車をもらわない限り難しいことは間違いありません。
ただ、60万は無理にしても、やり方次第で月収30万ぐらいの収入は作れます。『近くで申し訳ないのですが』というフレーズを使われる事があります。
これは昭和から平成にかけてのバブル期に「近いところのお客様は乗せないよ」…という悪質なドライバーにお客様が万札をちらつかせながら、『近くで申し訳ないのだけど、これでお釣りは要らないから乗せて下さい』という慣行の名残でフレーズだけが残ったものと思われます。
このフレーズ、使われる場所によって全く気にならないケースと、無性に腹立たしく感じるケース…両方が考えられます。
その上で…
・流し営業でのお客様
これは全く気になりません。・駅待ちなどで長時間ほど待たされた時のお客様なるべく行き先だけを告げる方が無難でしょう。
・深夜帯や終電間際
ドライバー心理としては…遠いところまでのお客様を狙っているはずなので、真っ先にこのフレーズを言われたら…こめかみ辺りがピクピクしているはずです(笑)特に年配のベテランや個人ドライバーは逆ギレされてトラブルになるので要注意です。
とはいえ、行き先を告げて態度が変わるドライバーは接遇不良なので、タクシーセンターにクレーム付ければ一発でアウトです。…が、ドライバーも生活かかってお仕事しているので、あまりドライバーを刺激する一言はやめてもらえると、ドライバーとしては助かります。